Q.
フィナンシャル・テクノロジー業務とはどんな仕事ですか?
A.
グローバル・マーケッツ部門の中でも特に、先物取引、オプション取引、スワップ取引などのデリバティブと呼ばれる商品を扱います。
商品の売買を行うデリバティブトレーダーのほか、価格評価モデルの開発・運用やヘッジ分析、リスク管理方法の提案を行うフィナンシャルエンジニアリング、デリバティブ関連システムの開発を行うデリバティブITに分けられます。
デリバティブ
トレーディング
仕組債の組成やお客様との相対デリバティブ取引によって発生した、無数の取引で構成されるデリバティブポートフォリオについて、市場で先物・スワップ・オプション等を用いてヘッジ取引を継続的に行い、動的なリスク管理を行うと同時にトレーディングポジションからの収益獲得を目指しています。
フィナンシャル
エンジニアリング
デリバティブ価格評価モデルの開発・運用等を行っています。無数の取引で構成される新商品の評価やリスク管理の高度化のためモデル開発、トレーディングデスクの業務効率改善のためのツール開発、取引のシステムへの入力に関してのIT部署との連携、評価手法の変更等に関しての関連部署への説明や承認プロセス推進等を行います。
デリバティブ
IT
デリバティブ関連システムの取引処理機能、モデル計算機能、仕組債の計算機能、提案書作成機能の開発・保守・運営などを行います。
Q.
フィナンシャル・テクノロジー業務に求められるものは?
A.
必ずしも理系出身である必要はありませんが、仕事をする上では数理的素養は欠かすことができません。 高度な専門性とともに創造性と探究心が求められる環境下で、自身の数理知識や金融工学、基礎的なプログラミング能力を活用することができます。
Q.
大和証券のフィナンシャル・テクノロジー業務で身につくスキルは?
A.
フィナンシャル・テクノロジー業務は高い専門性を利用した機械学習の研究等、グローバル・マーケッツ本部の中での研究機関の中心的な存在でもあり、市場と対峙しながら、お客様に新しい付加価値を提供し、新しいことへ挑戦し続けることができます。
また、ロンドンや香港の社員と一緒に仕事を行うこともあり、国内にとどまらず広い視野で仕事をすることが可能です。
Q.
大和証券のフィナンシャル・テクノロジー業務ならではの取り組みを教えてください。
A.
最近ではプログラミングのスキルを活かして機械学習の課題にも積極的に取り組み始めており、金融市場部門各部と協力しながら調査、研究を進めています。
また、フィンテック・機械学習等の先端技術やアカデミアで最新の議論を業務に活かすことにも積極的に取り組んでおり、金融業界での新たな数理技術の創造・活用をリードしています。