Career Interview

幅広い知見の共有を通じて、
各部員のモチベーションを向上させ、
大和証券のさらなる成長を目指す。

Kenichiro Yoshida

法人部門


事業法人部


2015年キャリア入社


前職:日系証券会社

大和証券に入社した理由を教えてください。

銀行系証券で勤務していましたが、顧客とのリレーションや案件獲得の経緯において銀行取引が大きく影響してしまう部分が多く、純粋な実力で勝負できていない感触を抱いていました。そのため、自分の実力を試すことができる独立系証券で働くことに大きな期待を持っていました。ただ、当時の大和証券はキャリア採用に積極的ではなかったため、「純血の社員で構成されており、人材面では閉鎖的な会社」というイメージが強く、入社してからもキャリアを形成していく上で少なからず不安がありました。そういった状況でしたが、入社するきっかけとなったのは当時のコーポレートファイナンス第一部長が自分と同じキャリア採用で入社されて活躍されている方で「一緒に働こう」と背中を押してくれたことでした。

実際に働いてみて、大和証券に
どのような印象を抱いていますか?

いざ入社してみると、外部採用者に対する壁(偏見等)はほぼ感じることはなかったです。むしろ外部からみた大和証券がどのように見られているのか、客観的な意見を求められることが度々あり、時代に合わせて変化していくことに柔軟な会社であると思いました。また、仕事を通じて感じたのは、顧客のニーズに対して真摯に取り組む姿勢とフラットな組織体制です。愚直すぎるあまり都合の良いように使われてしまわないよう、時にはずる賢さも必要だと思っていますが、顧客から信頼され親しみやすい雰囲気を作ることはリレーションを構築する上で重要な要素であると考えています。そして、会社として意思決定をしていくにあたり、ヒエラルキーがないことも非常に重要な要素です。転職以来8年が経過しますが、従来描いていたよりも総合的に良い印象をもっていますし、描いていたキャリアプランを描けております。

担当している仕事内容と
やりがいを教えてください。

エレクトロニクス関連の事業法人を主な顧客とし、企業価値向上のために、様々な角度から提案を仕掛けつつ、会社としてのリレーションを構築・向上させる重要な役割を担っております。自らが思いをもってProactiveに考えて行動していかないと何も案件が生まれない仕事です。競争環境上、競合他社に案件を取られてしまうこともあり、重責を感じる部署である一方、結果を出した分だけ評価されるため、非常にやりがいをもって日々仕事に取り組むことができています。また、個人でできることには限界があり、常に他部署との協力のもと仕事を進めることが多いため、チームとしてのモチベーションを維持・向上していくために自分に何ができるのかを常に意識しています。部内の立場としてはシニアバンカーの位置づけにあり、自身の結果を出していくことは勿論のこと、各部員のモチベーションを向上させていくことも重要な役割であると認識しており、積極的な情報発信や個別のフォローを心がけています。

これまでのキャリアが現在の業務で
どのように活かせてていると感じますか?

前々職は銀行の支店で法人営業を4年、前職は銀行系証券会社で投資銀行業務を約11年経験しました。常に事業法人の顧客を担当してきた経緯もあり、その経験は今の会社でも活かすことができています。競合他社(証券会社)に知り合いが多く、他社の状況もある程度見えているため、それを踏まえて大和としてどのような立ち位置でどのような提案を仕掛けていくべきなのか、を意識しています。例えば、顧客への提案において「他社は〇〇だが我々は〇〇を主張したい」と自らのポジションを認識してた上で発言ができることなど、過去の提案や慣習に固執することなく、客観的な視点で物事に取り組むことができる点がキャリア採用の強みなのではないかと考えています。

自身が考える今後のキャリアや働き方について教えてください。

現在までやりたいと思ってきたことが実現できており、転職して非常に良かったと思っていますし、大和証券に対する感謝の気持ちは強いです。これからは会社に色々と還元しなければいけないと感じております。社員たちが働くモチベーションを向上し、大和が更なる成長へ向けて活性化できるようなマネージャーとして組織運営に携わっていきたいです。過去の取引関係や歴史はある一方、個人で開拓できる領域が多いことが営業の面白みであると思っており、一人でも多くその面白みを認識できるようサポートしていきたいです。

また、会社でのパフォーマンスにはプライベートの充実が大きく寄与していると考えています。家族と仕事のバランスをうまくとっていける大和のカルチャーを大事にし、心理的安全性を確保した上で、一緒に働くメンバーが最高のパフォーマンスを発揮できるようなフィールドを構築していきたいです。自分自身が採用されて経験してきたことをこれから新しく大和証券の仲間となるキャリア採用の方々にも伝えつつ、皆様が活躍できるようにしっかりとサポートしてあげることも自分の役割であると思っております。