Career Interview

データ基盤構築、
ビジネス分析の知見を活かし、
全社のデジタル推進に取り組む。

Ryuken Otani

コーポレート部門


MISデータ管理部


2022年キャリア入社


前職:外資系生命保険会社

大和証券に入社した理由と実際に働いて感じていることを教えてください。

私は新卒では生命保険会社にIT人材として入社し、データを活用した営業支援などを行っていました。生命保険業では取り扱うことのできる商品が限られていること等から、データによるビジネス変革を行いたいと考え、多くの商品、取引量を扱う証券業に興味を持ち大和証券に入社しました。入社後は多様な事業領域を持つ部署に圧倒されながらも、スキルを研鑽しつつ若いころからチャレンジングな業務に腰を据えて取り組むことができます。大和証券は証券業の持つクールなイメージとは裏腹に、温厚で情熱を持った社員が一丸となって会社の成長を支えています。そのため、モチベーションの高い環境で日々の業務を遂行できることが大きな魅力です。また、自分のペースで休暇が取りやすく、私の所属する部では月1回以上の有給休暇取得を推奨されるなど、ワーク・ライフ・バランスを充実させられています。

担当している仕事内容と
やりがいを教えてください。

データ駆動型ビジネスモデル実現のため、当社グループでは様々なデジタル推進施策に取り組んでいます。当部では、その一環として2021年よりデータ分析基盤構築のプロジェクトを立ち上げました。以前は、部門毎に様々なデータが存在し、全社的な連携が取れていませんでしたが、データの統合・連携を進め、必要な人が必要なタイミングでデータを取り扱えるようになり、環境が大きく変わりました。私はデータ分析基盤が運用を開始したタイミングで入社し、すぐに活用支援を進めました。現在では本部の約半数である47部署が利用するようになり、新たなシステムが各部門から利用開始されるときは大きなやりがいを感じます。思うようにプロジェクトが進まないことも多々ありますが、デジタル活用を全社的に推進している状況下であるためデータ基盤のニーズは高く、とどまっている時間はありません。今後も新しい事業価値を生み出すために、ユーザーが使いやすい、より良い環境の提供に努めていきたいと思います。

これまでのキャリアが現在の業務で
どのように活かせてていると感じますか?

前職ではデータ基盤の構築、ビジネス分析を行っていました。当時はデータを取り扱うための社内リソースが充実しておらず、自前でデータ活用のための環境を整える必要があり苦労する経験が多くありました。そのため、大和証券に入社後は、各部署へのデータ利用支援の際には、相手方が自前で環境を全て揃える大変さを鑑み、実際に稼働するプロトタイプまでを提供するようにしています。そうすることで支援内容に満足いただけることが多いように感じています。社内システムはなるべく内製化しようとする動きもあり、このような前職で培った自分で手を動かしてみる力が大変役に立っています。さらに、若いうちから積極的に業務改善のアイデアを出す姿勢も引き続き現職で評価されていると感じています。「誰が発言するか」よりも「何を実現すると良くなるか」という考えが尊重される環境です。年次に関係なく意見を交わしてお互いに刺激を与え、少しでも良い価値を提供できるよう模索しています。

自身が考える今後のキャリアや働き方について教えてください。

データの活用はどんな業務にも適用でき、完全な正解がない領域です。また、着実に社内に蓄積されたデータ量が増えていき、生成AIをはじめとした業務応用可能な技術が日々サービス展開されています。将来が不確かで予測ができない今後の時代を切り拓いていくためには、押し寄せるイノベーションを形にして、ビジネス変革の糧にできるだけのプロジェクトマネジメント力が必須であると感じています。そのため、スキルアップを図ることで、各部門を巻き込みながら、大和証券グループが世の中に最高の価値を提供できるよう働きかけていきたいと考えています。