CROSS TALK
GIBキャリア入社座談会


MEMBER

山本 徹
Toru Yamamoto
グローバル・インベストメント・バンキング本部長(専務取締役)
2007年キャリア入社
前職:大手監査法人、大手銀行

佐藤 貴亮
Takaaki Sato
コーポレート・ファイナンス部
2024年キャリア入社
前職:日系投資銀行

佐藤 貴亮
Takaaki Sato
コーポレート・ファイナンス部
2024年キャリア入社
前職:日系投資銀行

山本 徹
Toru Yamamoto
グローバル・インベストメント・バンキング本部長(専務取締役)
2007年キャリア入社
前職:大手監査法人、大手銀行

久保田 耀
Hikari Kubota
コーポレート・アドバイザリー部
2023年キャリア入社
前職:総合商社
※インタビュー内容、所属部署は取材当時のものです
Theme 01
大和証券との出会い

- 山本さんもキャリア採用で大和証券に入社されたとお聞きしました。どのような経緯だったのですか?
- 新卒時は銀行で働いていました。当時は不良債権処理が大きな課題で、銀行の資本調達に関わる仕事もしていたので、銀行の仕事をしながらも資本市場はずっと強く意識していて、関心があったんです。その後コンサルティング会社に転職してからも証券会社の方々と仕事でご一緒する機会があり、もっと投資銀行の世界に携わりたい思いが強くなりました。久保田さんも異業種からの転職ですよね?
- はい、私は総合商社からの転職です。ヘルスケア事業の担当で、出資先に出向したり、バイサイドとしてM&Aプロセスを経験したりしていました。その中でM&Aの専門性やその面白さに触れ、若いうちに腰を据えて学んでみたいと思ったことがきっかけです。
- 異業種の仕事から投資銀行に触れて関心を持ったという意味では、私と近しい経緯ですね。一方、佐藤さんは同業からですよね。
- はい、前職でも投資銀行のカバレッジでしたので、仕事内容も同じです。
- ではなぜ当社に?
- 自分自身をステップアップさせたい思いが強かったですね。ディール数が成長につながると思ったので日系を優先しましたし、融資の力学が働かない独立系証券会社でバンカーとしてのピュアな力量を上げたいと考えていました。
- 私は同時に、院卒で社会に出たため、ライフプランを意識すると早く専門性を積み上げたいと思い始めたタイミングでもありました。その点、大和証券は女性バンカーが非常に多く、実際にライフプランと両立している働き方をお聞きできたことも、大きな後押しになりました。
- 実は投資銀行の業界内でも、当社の女性比率はかなり高いんです。入社前からご存じでした?
- はい、エージェントの方からも聞いていました。産休育休の取得のしやすさや、社風もマイルドであると。実際に入社後も、上司には定期的な1on1を通じてリクエストを伝えやすくしてもらっていますし、外から見ていた投資銀行業界の印象とは全く違いますね。前職でもこれほど柔軟にはできなかった(笑)。
- 世の中の変化に合わせて働き方も変わっているとは言え、人それぞれ色々な事情や思いがありますからね。佐藤さんの働き方はいかがですか。
- オンとオフのメリハリは常に意識していて、平日は退勤後も開示資料などをずっと見ていたりします(笑)。逆に休日は完全オフにしていますが。上司にはこういった私の思いも汲んで仕事にアサインしてもらっていて、すごく尊重されていると感じます。
Theme 02
大和証券に入社してから

- では入社してからのギャップはなかったと?
- 全くなかったですね。前職ではスモール・ミッドキャップを担当していて、現在はラージキャップも含めたTMTセクターの担当カバレッジということで、ある程度前職の経験も活かせていますし、プロダクトの知見も幅広く身についていると感じます。正直、入社前に思い描いていたことの何歩か先を経験できている感覚です。
- 前職からM&Aプロセスの流れは見えていたのですが、粒度は全然違うと感じますね。会計や税務をはじめとして、求められる知識の広さや深さも違います。
- 特に異業種からの転職だとそうですよね。私も、投資銀行業界に身を置くのなら短期志向でなく中長期で腰を据えたくて、自分自身が適応するリードタイムはほしいと思っていましたし、その環境が整っているかどうかも会社を選ぶうえで重要なポイントでした。逆に前職の経験が活きていることはありますか?
- 商社の中で意思決定プロセスをあげる側だったので、お客様側のイメージはつきやすいですね。あとは大学時代から一貫して医療・ヘルスケア分野にかかわっていて、業界知見は活かせていると思います。
- キャリア採用で入社される方が増えてきて、バックボーンも多様になってきましたね。いろいろな価値観や経験があると議論や疑問が発生しやすく、お客様への付加価値にも繋がると思います。ただ、前職と勝手が違う部分もいろいろとあると思うので、そのあたりはスムーズに適応できましたか?
- 入社後半年間就いてもらえるメンターの方の存在が大きかったですね。私はM&Aがやりたいという思いが強かったので、投資銀行セクションの他の部署などは全く知らなかったんです。メンターの方を通じて他部署の機能や社員の方々、チームアップの動線などを教えてもらって、仕事の準備として非常に有難かったです。
- 私もメンターは大きな助けになりました。カバレッジということでプロダクトサイドとの人間関係はとても重要なんですよね。数えきれないぐらい他部署の方とのランチやディナーにも呼んでいただきましたし、今では何か相談したい際のライトパーソンがパッと思い浮かぶようになりました。山本さんが入社された頃はメンター制度がなかったとお聞きしましたが、どのような様子だったのでしょうか。
- 同じく入社直後から沢山連れまわしてもらっていました(笑)。受け入れる風土やチームワークは昔から変わっていなくて、制度がなくてもメンターのような方はそこら中にいたんですよ。特にカバレッジは社内ネットワーキングが重要ですよね。私も入社以来長らくカバレッジでしたので、よくわかりますし、よく助けてもらったなと思います。
- 他部署の方がメンターとして就く、ということになっている点もよいのかなと思います。
- 当初はオンボーディングの文脈で社内ネットワーキングを拡げてもらうことを意識していたんですが、むしろその後の仕事に役立っていることが多いようですね。特にメンターとなるような方は社内でも顔が広くて有名人だったりするので、どこでも話題になりやすいとか。
- よくわかります(笑)。
- オフの過ごし方はいかがですか。
- 休日は完全オフ派で、同僚の方にゴルフやBBQなど誘ってもらったりしています。同じ部署だけではなく、他部署の方とご一緒させていただく機会も非常に多いです。
- 最近結婚したので、家のことをしている時間が多いですね。隙間にアドバイザリー業務推進課が提供してくれている動画や資料などのコンテンツを見たりもしていて、すごく勉強になっています。
- いいことを言ってくれました、これはかなり画期的だったんですよ。現場の一線級のプロをアサインして、他人のために、チームのために、完全に研修を目的としてノウハウを書き下ろすという取り組みで、かつてはなかったものです。
Theme 03
これから大和証券で
成し遂げたいこと

- これから大和でどんな仕事をしていきたいと考えていますか?
- 日々の業務の中で、組織としてその質を高めることに尽力できたらと考えています。働きやすさなどは当社の良い面ですが、仕事を進めるうえで時にマイナスに作用してしまう局面もあり得ます。こういった中で、特にジュニアにとって居心地の良い組織であるだけでなく、お客様に提供するものの質に対して緊張感を持たせて、組織全体に貢献していきたいですね。
- お客様のニーズ一つひとつに応えていくということかと思っています。日本を代表するお客様も担当させていただいており、何とか貢献しなければという責任感を感じています。結果としてディールに発展して円滑に執行していくことがお客様のためになり、ひいては日本のためにもなります。その中でリーグテーブルなど大和のプレゼンスを上げる一端を担えればと思っています。せっかくなので山本さんからも聞いてみたいです。
- コーポレートアクションや資本市場を巡る動きは非常に活況な世の中になってきたので、お客様のニーズは間違いなく沢山あります。その中で事業会社の企業価値向上に貢献して、選ばれる証券会社になること。とにかくこれを目指していきたいと考えています。
- その中でキャリア採用の方々にはどのような期待をしているのでしょうか。
- 多様な価値観を発信してほしいですね。おそらく皆さんが想像する以上に、周囲はリスペクトをもって皆さんの意見を聞いています。あとは「会社のため」と固く考えずに、せっかく大和に来たのだから思いっきり自己を成長させてほしいと思います。成長に伴って志向も変化していくでしょうし、大和には様々な活躍のフィールドがあるので、自身の可能性を拡げてもらいたいです。
