現在、私が所属する公開引受部は、企業の上場を支援する部署です。上場の手続きには法務・財務への深い知識や企業の価値を見極める能力、さらに投資家へ上場企業の魅力を伝えるプレゼン能力も求められます。私はもともとリテール部門で資産運用のコンサルティングを担当してきましたが、その経験が今まさに役立っていると感じます。企業の経営陣の胸の中にある想いは、相手から信頼されて初めて聞くことができるもの。信頼に欠かせない「お客様のことを理解しようとする姿勢」は、どの部署でも最も重要なスキルなのです。
ただ企業にとって上場はゴールではなく、むしろスタート。上場で得た資金や社会的信用を使って行う挑戦の始まりです。この部署で働き始めて、企業が成長し日本や世界の未来を創っていく過程をリアルに理解できるようになりました。私自身も、そうしたお客様と一緒に成長していきたい。そのために身につけたいことや学びたいことが、いま自分の中に溢れています。
Ayami Sato
公開引受第一部 総合職 主任
2015年度入社